事業再構築補助金

事業再構築補助金とは

新型コロナウイルス感染症の影響により売上が減少する企業が増えております。その売上減から脱却し、売上増を目指す企業の事業再構築を支援するのが目的になります。

事業再構築の例としては
・喫茶店経営→飲食店スペースを縮小して、コーヒー豆や焼き菓子のテイクアウト販売を始めたい
・衣服店販売→衣料品のネット販売やサブスク形式のサービスを始めたい
・整体院→オンラインで、スポーツアスリートや介護向けの運動支援サービスを始める

補助金や補助率は、枠によって異なりますが、基本的には100万円~8000万円で補助率は2/3となっております。

事業再構築補助金のスケジュール

まず、事業再構築のための計画書の作成が必要となります。それをもって、経産省(事業再構築補助金事務局)に申請し、計画が認めることで採択を受けられます。これで終わりではなく、採択後に実際に事業を開始して、事業が開始できた時点で補助金を受けられます。
ですので、実際に補助金を受けられるのは1年後くらいと考えて良いでしょう。。。

ざっくりですが、以下の流れになると思います。

1.Gビズ ID の申請

 事業再構築補助金の申請は電子申請のみになるので、ID取得が必要です。約3週間程度で、取得可能です。

2.事業計画の策定

 事業再構築の内容や、収益計画、投資計画などを盛り込んだ事業計画を作成します。

3.認定経営革新等支援機関と事業計画を完成

 事業計画に対して金融機関や商工会議所等の確認が必要になります。申請要件になります。

4.GビズIDを使用して、補助金を申請

 第3回は9月21日が締め切りとなります。事業計画以外にも決算書や確定申告書等の提出が必要になります。

5.審査結果の通知の受領

 11月下旬~12月上旬ごろの予定です。ちなみに第一回の採択率は約50%になります。

7.採択された場合、交付申請や実績報告(交付申請から12か月以内)の提出

 実績報告に伴い、補助額が決定します。

8.清算払い請求後、補助金が支払われます

まとめ

事業計画の作成や提出書類の収集が大変ですが、補助金額が大きいので、事業再構築のアイディアがあれば、ぜひ挑戦したい補助金といえます。補助金の申請をサポートしてくださる専門家は多いので、お時間が取れない方は専門家のサポートを受けながら、挑戦してみて下さい!!

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投稿者プロフィール

はなまる行政書士事務所 本間隆史