道内で新規創業をお考えの方へ！北海道中小企業新応援ファンド事業助成金

ファンド事業とは？

道内における新たな産業の創出や事業化に向けた取り組みに助成金を交付するため、北海道、札幌市、道内金融機関より資金の提供を受けて「北海道中小企業新応援ファンド」が組成されました。
そして、助成金の対象となる事業は①創業促進支援事業、②地域資源活用型事業化実現事業、③製品開発チャレンジ支援事業の３事業があり、それぞれの事業内容の概要は以下のとおりとなっています。

事業名	内容	助成限度額
①創業促進支援事業	道内に主たる事業所を設けて新規に事業を開始する個人又は中小企業者の事業展開を支援	１００万円
②地域資源活用型事業化実現事業	地域資源を活用または農商工連携による新商品・新サービスの開発から販路開拓までの事業化実現に向けた一連の取組の支援	１５０万円
③製品開発チャレンジ支援事業	本格開発着手前の事業構想の実現に向けた事前検証・検査・分析を支援	５０万円

助成率はいずれも１/２以内

ポイント

３事業のうち「①創業促進支援事業」のような新規創業者を対象とした助成金・補助金の種類は数少ないため、新規創業をお考えの方はぜひ、この機会にご検討いただければと思います。以下では、①創業促進支援事業にフォーカスを当てて、内容をご紹介させていただきます。

引用元：2024年度「北海道中小企業新応援ファンド事業」２次募集のご案内 | 公益財団法人北海道中小企業総合支援センター (hsc.or.jp)

創業促進支援事業の助成要件

１．対象者
①助成金交付決定後、道内で１年以内に新規に事業を開始（創業）する個人又は中小企業者等
②２０２３年４月１日以降に創業した個人又は中小企業者等

２．主な助成対象経費
①デザイン開発費（商品パッケージ、ロゴマーク等のデザイン依頼費用）
②試験依頼費（菌検査、性能試験等、検査・試験を専門機関等に依頼する際に支払われる費用）
③法人設立登記費（法人設立の際に司法書士・行政書士等へ支払う費用）
④事務所借料（創業のために必要な事務所、店舗等の賃借料として支払われる費用）
⑤事務所等改装費（創業に伴う事務所等の壁、床、天井の張替え工事などの内装工事費用）
⑥展示会出展費（展示会・見本市等の出展に係る、小間の装飾、備品のレンタル、電気工事などの費用）
⑦広告宣伝費（新聞・雑誌・SNS等への広告掲載、TV・ラジオ・CMなどでの広告、自社ホームページの作成等、創業のために必要な広告宣伝費用）

（例）飲食事業の創業を想定すると・・・

①デザイン開発費　→　店舗ロゴデザイン制作費に活用
④事務所借料　　　→　店舗の賃借料に活用
⑤事務所等改装費　→　店舗の内装工事に活用
⑦広告宣伝費　　　→　店舗のHP制作費とSNS広告掲載費に活用

上記はほんの一例ですが、これらの助成対象経費をご自身が望む新規事業に当てはめてみると、あらゆる場面での活用が期待できそうですよね！？
この機会ですので、ぜひ、当該助成金を新規事業に活用してみてはいかがでしょうか！

助成限度額・助成率

１．助成限度額
１００万円

２．助成率
１/２以内

ポイント

補助率「１/２以内」というのは、他の助成金・補助金事業に比べると少し低いと感じられた方も少なくないのではないでしょうか。ただ、冒頭でもお伝えしたとおり、新規創業者を対象とした助成金・補助金の種類は数少ないため、新規事業を開始するにあたっては、助成率を考慮する以上に価値のある助成金事業と考えています。

募集期間

２０２４年８月２６日（月）～９月２７日（金）

ポイント

募集期間が「およそ１か月間」という他の助成金・補助金事業に比べて短期間で設定されているため、検討されているもしくは興味があるという方はお早めにご相談ください！

最後に

今回は「北海道中小企業新応援ファンド事業助成金」のうちの創業促進支援事業についての概要を見てきました。道内で新規創業をお考えの方について、当該補助金をおすすめしたいのはもちろん、創業時の「法人設立業務」についても行政書士の方で対応していますので、併せてご相談いただければと思います。
今回の記事をお読みいただき、事業に助成金・補助金を活かしてみたいけれど、「イマイチ内容がよくわからない」、「補助金の申請や報告に充てる時間がない」という方は補助金申請の専門家である行政書士が、申請から補助金の受領に至るまで手厚くサポートさせていただきますので、この機会にどうぞご検討ください！

はなまる行政書士事務所【料金体系】
北海道中小企業新応援ファンド事業助成金申請
着手金）３０,０００円～
成功報酬）採択金額の１０％（要相談）

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