舞台芸術公演(音楽・舞踊・演劇)の主催者様必見!~芸術文化振興基金助成金~

芸術文化振興基金助成金とは?

芸術文化振興基金」とは、芸術文化の発展と普及を目的とした基金です。
当該基金が音楽、舞踊、演劇等の舞台芸術分野に対して資金支援を行い、新たな創作活動や公演を推進するために設けられた助成金が「芸術文化振興基金助成金」となります。
今回は、舞台芸術公演(音楽・舞踊・演劇)の主催者様を対象に、当該助成金を以下の項目からご説明させていただきます!

①助成対象活動
②助成対象者
③実績要件
④応募できない活動
⑤審査基準
⑥助成対象経費
⑦助成額

⑧募集受付期間

詳細については、以下のURLをご参照ください。

引用元:令和7年度助成事業の募集 | 独立行政法人日本芸術文化振興会 (jac.go.jp)

①助成対象活動

☑音楽分野
⇒オーケストラ、オペラ、合唱、吹奏楽、室内楽等

☑舞踊分野
⇒バレエ、現代舞踊、舞踊、民族舞踊

☑演劇分野
⇒現代演劇、児童演劇、人形劇、ミュージカル

ポイント

助成の対象となる者が自ら主催して行う現代舞台芸術の公演活動で、優れた実績や豊かな将来性に基づいた創造・普及活動及び先駆的な創造活動を対象としています!

②助成対象者

☑一般社団法人、一般財団法人、公益社団法人、公益財団法人

☑特定非営利活動法人(NPO法人)

☑上記⑴・⑵以外の法人格を有する団体であって、原則として一定数以上の対象分野の実演家・芸術家等を擁する団体又は劇場施設を有する団体

☑法人格を有しない任意団体(主たる構成員が実演家・芸術家等であり事務所を有すること、団体設立後1年以上の活動実績を有すること等の要件が必要)

③実績要件

☑令和3年11月16日~令和6年11月15日の3年間に、自ら主催する有料公演を1回以上実施していること

ポイント

企画・制作した公演であっても、第三者から依頼を受けて行った公演等は、実績に含みません。あくまで自ら主催したことが要件となっています。
なお、令和3年11月16日~令和5年5月7日の間に、新型コロナウイルス感染症の影響によって中止された公演については、実績として算入可能です!

④応募できない活動

(例)
☒広く一般に公開されない活動
☒政治的又は宗教的な宣伝意図を有する活動
☒コンクール・コンテストを主たる目的とする活動
☒教育や研究を主たる目的とする活動
☒公演等を伴わない、ワークショップ・講演会・シンポジウム・映像配信のみの活動
☒稽古事の発表会

⑤審査基準

【企画内容】
☑企画意図及び目標、内容が具体的であり、助成の趣旨に合致していること
☑優れた芸術性・創造性を有しており、芸術成果を上げることが期待できる企画内容であること
☑当該団体及び当該活動の今後の発展が期待できる企画内容であること
☑観客層拡充に努める企画内容であること


【運営・その他】
☑活動の予算積算が明確かつ適切であること
☑団体の運営が適切であること

ポイント

新しい作品や表現方法、これまでにない活動内容が評価されます。芸術分野での独自性や、挑戦的な要素があるかどうか等、どのように他と差別化しているのかを強調する必要があります!

⑥助成対象経費

以下、助成対象経費の一例となります。

項目
出演費演奏料、出演料、合唱料(等)
音楽費作曲料、編曲料、作詞料(等)
文芸費演出料、演出助手料、監修料(等)
会場費会場使用料、付帯設備使用料、稽古場借料
舞台費大・小道具費、照明・音響費、衣装費(等)
運搬費道具運搬費、楽器運搬費
謝金原稿執筆謝金、会場整理員謝金、翻訳謝金(等)
旅費交通費、宿泊費、日当
宣伝・印刷費広告宣伝費、案内状送付料、印刷費(等)
記録・配信費録画・編集費、配信機材借料、写真費(等)

⑦助成額

助成額については「⑥助成対象経費」のうち、「適宜選択した3項目の経費総額」と「経費総額」によって以下のとおりとされています。

選択した3項目の経費総額50万円以上100万円以上150万円以上200万円以上300万円以上400万円以上
経費総額100万円以上200万円以上300万円以上400万円以上750万円以上1000万円以上
助成額50万円100万円150万円200万円300万円400万円

【例】
「適宜選択した3項目の経費総額」⇒500万円
「経費総額」⇒800万円
☆応募可能な助成額の区分⇒300万円(50、100、150、200万円も選択可能)

募集受付期間

☑令和6年11月1日(金)~15日(金)
⇒ぜひお早めにご相談ください!

最後に

今回は「芸術文化振興基金助成金」について、舞台芸術公演(音楽・舞踊・演劇)の主催者様を対象に助成金の概要をご説明させていただきました。
各種舞台芸術公演を予定している主催者様にはぜひご検討いただきたい助成金となっています。この機会にぜひご活用ください!
今回の記事をお読みいただき、助成金・補助金を利用してみたいけれど、「イマイチ内容がよくわからない」、「申請や報告に充てる時間がない」という方は補助金申請の専門家である行政書士が、申請から補助金の受領に至るまで手厚くサポートさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください!

はなまる行政書士事務所【料金体系】
芸術文化振興基金助成金申請

着手金)30,000円~
成功報酬)採択金額の10%(要相談)

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投稿者プロフィール

はなまる行政書士事務所 本間隆史
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